ただいま稲刈り真っ盛り

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2008年7月の海の日前後。

連日の暑さの中、農場では、おいしい「井村あきらさんのじゃがいも」の収穫まっさかり。カメラを片手に炎天下の農場へ行ってみると・・・ はて?あの巨大なマシンは何?

 

じゃがいも収穫マシン!

 

これは左後ろから撮影したもの。大きな円形のものがゴゴゴゴ・・・と回りながら少しずつ進んでいきます。さて、おいしいじゃがいもはいったいどうなっているのでしょう?

 

これは真後ろから見た図。 一番下のところを見てください。タイヤとタイヤの真ん中の土を掘り起こし、じゃがいもを堀り上げ、じゃがいもはオレンジ色のコンテナの中へ、いらない土は元のところへ、草ゴミなどはベルトコンベアから後方へ落ちてきます。

やっぱり動画じゃないと、わかりにくいですか?申し訳ない・・・

もうすぐみなさまのお宅のカレーの具に、ポテトサラダに、それともまるごと?

スタッフ記

幸運の大豆が実りました

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加工場からコロコロ転がって、コンクリートの隙間に逃げ込んだ。

そして芽を出し、すくすくと育ったど根性大豆「幸運の大豆」が立派に実をつけました。

「ふくゆたか」 と予想していましたが、正解は「あやこがね」だったようです。

少し小ぶりですが、沢山の実をつけました。

豆たたきをして、幸運な収穫を楽しみます。

さて、問題です。

この一株から、何粒の「幸運の大豆」が採れるでしょうか?

ヒントは莢の数から予想できます。

さやは、一粒入り、二粒入り、三粒入り が有ります。

不稔もあれば、虫に食べられたものも有るかも知れません。

来週、豆たたきをして報告しますね。

メールフォームかコメントから予想数をお寄せください。

正解者には、有機大豆300グラム入りをプレゼントいたします。

 

有機大豆の収穫が始まりました

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平成19年産有機大豆の収穫が始まりました。

本年は、10日くらい遅れての刈り取り開始、11月12月の天気で収穫量が決まります。

神様!おてんとう様!

穏やかな天気を与えてください。

おまけに、本年は「おなもみ」と呼ばれる雑草が多く 、収穫に時間がかかります。

うーんピンチ。

お客様の、お豆腐・納豆・味噌・醤油メーカーの皆様、てるてる坊主をお願いします。

ふー。

始まったばかりです。 

 

新米

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新米が出揃いました。

あきたこまち

ひとめぼれ

コシヒカリ

全国の共同購入会様やお米屋さんには随時発送しています。 

今月中には、ウェブサイトで も販売開始予定。

皆さん、今しばらくお待ちくださいね。 

幸運の大豆

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lukysoy2.jpg ころころ転がった「ど根性大豆」 幸運の大豆がこんなに大きくなりました。 花も終盤で、立派な莢がついてきました。 lukysoy3.jpg あと一週間もすれば、プックラ太って美味しい枝豆になるのですが・・・・・・・。 そこはグッと我慢。 lukysoy.jpg 幸運の大豆の種が取れるように秋まで見守ります。

お米の収穫が始まりました

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topphoto.jpg 平年より1週間くらい遅れて、お米の収穫が始まりました。 最初の刈り取りは「あきたこまち」 刈り取りの季節を迎えて、天候が悪くなり、刈り遅れが心配されましたが、 順調に刈り取りが始まりました。 台風も気になりますが、毎年の心配事。 「ひとめぼれ」 「コシヒカリ」の順番で、収穫は進んでゆきます。 美味しい新米がお届けできるのは、9月の下旬頃になりそうです。

輸入小麦10%超値上げへ

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政府が商社を通じて輸入、製粉会社等へ売り渡す輸入小麦の価格が10月より、主要5銘柄で平均10%超の値上げになる。背景には、オーストラリアの不作とバイオエタノール原料への転作による世界の穀物市場の高騰が有る。トウモロコシ・輸入大豆、海外に依存している穀物・飼料の価格はこの一年で大幅に値上がりした。世界人口が増え、アジアアフリカ等の途上国の所得が上がり、穀物に対するインフレ懸念は、バイオエタノールの需要増(ブーム)により一気に深刻化してきたのだ。 さて、国産穀物に目を向けると、カロリーベースの自給率40%を10年内に45%まで上げるとする農林水産省の目標を達成すべく、米・麦・大豆の主要作物とその担い手に集中的に施策を集中させる「品目横断的所得安定政策」がスタートしたが、その効果も未知数である。実際、先般発表された国内自給率は39%。45%どころか40%を保つことすら出来なかった。 WTO対策として緑の政策(公平な国際競争を醸成するため、国内の生産振興の為の補助金は削減対象となる)などと、優等生的な事を言っていては、日本の農業は壊滅する。 国内農業の保護は、WTO・FTA・EPA交渉の足を引っ張る。、日本の経済を支える大企業の一部は、農産業などは自分達の税金で食わしてやるから、農産物は自由化して機会損失は避けたいなどと思っているかもしれない。 たしかに、今は車・ハイテク製品を輸出してなんぼの国かもしれない。 しかし、戦後、奇跡の高度経済成長を続けてきたこの輸出モデルが未来永劫続くのだろうか。 この国の舵取りに責任ある官僚・政治家の方々。 是非、一世紀位のスパンでこの国の国土・文化・人々・暮らし・生活をデザインしていただきたい。 産業・経済・環境・外交その全てが持続可能なシステムでなければ、22世紀の日本は無いと思う。 モノ的な豊かさから、精神の豊かさ心の豊かさの時代へ。 水が豊かで、自然を愛でるこの国の心は、アジア、世界のモデルとなる可能性を秘めていると思う。 キーワードは内需。持続可能なシステム。 例えば稲作。日本人は世界に誇れるこのシステムをないがしろにしてはいけない。 美しい瑞穂の国日本。 阿部首相のスローガンは少し時代を読み間違えたのかもしれない。

農林水産省が「自作農主義」を放棄。

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本日の毎日新聞によると。農林水産省が戦後の農地制度の基本理念だった「自作農主義」を放棄。農地の「所有」よりも「利用」を重視した法体系に転換するそうだ。 農地に関係ない人にはピンとこないかもしれないが、農家にとってはビッグニュースである。 これから見直される内容がどんなものになるか分からないが、農地の流動化や相続税の納税猶予制度の改正など、色々な面で改革・混乱が起きそうである。また、2008年度予算の概算要求に200億円超の総合対策費を盛り込むというから、農林水産省は何をやらかす気なのだろうか?はっきりいって恐ろしい。 私は、土地利用型の大規模な穀物農家で、その生産のほとんどを借地で行っている。「利用」を重視すると言うことは、短い利用権の設定や、不確実なヤミ小作、地主様の納税猶予を手助けしている作業請負などが減るということなのだろうか?千年産業を経営理念に上げる当農場としては有りがたい事かもしれないが、利用料が上がり地主に対して賃借料の補助金が出たり、農地の集積化を大義名分にして、土作りをしてきた有機農地から追い出されたり、いろいろな事が起こりそうだ。 このところの農政改革は、農家のヒアリングも行わずに農林水産省主導で、ドンドンハイペースで進んでゆく。農地法の改革の前にやらなければならないことが沢山有るような気がするのは、私だけだろうか。 農地は国民のもの。 どうせなら、農地全てを、国が買い取って、平成の農地改革を行ってはどうだろうか? 私も含めて、農地は売買目的の資産では無く、未来永劫耕す人の「農の場」でしかないと言うことを再認識すべきである。その意味では「所有」から「利用」重視の流れは賛成できる。しかし、取っ掛かりの考えが良くても、議論している間に中途半端に、あるいは運用の仕組みや人力不足で違う方向へ行ったりすることも有る。 農林水産省の打ち出す政策や施策に対して、なんの影響力も持たないが、地域の現場が混乱して、規模が極端に減ったり有機農家が締め出しをくったりするのだけは勘弁してほしい。 一生懸命に、心静かにそして心豊かに営農をさせてほしい。 合理主義・産業第一主義・WTO・EPA・企業参入・・・・・なんでもいいが 是非、心の通った農政で有ってほしいものだ。

農薬の空中散布

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梅雨明けも近いなと、農産工房「金沢大地」の窓から外を眺めると。(2日前) 

始まった始まった。

地域で取り組む、ラジコンヘリによる水稲の一斉防除が始まったのだ。

事務所から約40メートル離れた水田の上を、滑空する。

両サイドに詰まれたタンクの中には、殺菌剤と殺虫剤が入っている。

金沢農業の水田は、除外申請を出し、防除の対象とはならないが、正直、緩衝地帯が十分か不安である。

実は、ラジコンヘリの操縦免許を持っている。

久々に見るヘリの動き、プロの操縦者の操作技術に見とれながら、苦労した免許取得の思い出がよみがえった。

あれから1年半。 

一度もプロポを触っていない。

ペーパードライバー?

今後も、農薬散布を目的に運転することはないだろう。

功罪の議論はしないが、農薬の空中散布は反対である。 

空に美しく映える、赤いヘリコプター。

虫達にとっては、無差別爆撃を受けているのと同じである。 

 

 

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