2007年07月17日

除草

%E5%A4%A7%E8%B1%86%E5%88%9D%E6%9C%9F%E8%8D%89%20001.jpg 大規模な土地利用型の穀物栽培。 これを有機栽培で行う場合、最も重要な技術の一つが「除草技術」である。 大規模な土地利用型の穀物栽培は、コンバインによる収穫が前提となるので、収穫期に雑草が有ると 収穫ができない。 特に有機大豆栽培は、草との戦いである。 今から思えば、最初から30ヘクタールの畑で有機栽培を始めたのは無謀だったかもしれない。 「河北潟干拓地は日本一雑草の種類が多い」という専門家もいる位で、何種類もの除草剤を使用する慣行栽培の農家ですら、除草に失敗することが多い。 %E5%A4%A7%E8%B1%86%E5%88%9D%E6%9C%9F%E8%8D%89%20002.jpg それでは、どうやって除草をしているのか? 基本は、慣行栽培でも行われる、中耕・培土と呼ばれるトラクターにつけた株間のロータリー耕アタッチメントによる物理的な除草法である。 あとは人海戦術による草取り。 これといった除草技術は無いと言ってもよい。 では、金沢農業での雑草対策は? 企業秘密☆ 内緒です☆ 企業秘密は冗談、対策無しが正しい。 私は微力である。 できることは有機大豆と草たちとの成長レースでいかに有機大豆を助けてあげられるか。 有機大豆を応援するしか手立ては無い。 除草というよりは、抑草と言う表現の方がシックリくる。 つまり、私の有機大豆畑は有る程度の雑草は生えている。 昨年も、抑草に成功した畑も有れば、失敗して収穫皆無の畑も有る。 毎年が草との戦いであり、抑草の技術も発展途上であるのだ。 %E5%A4%A7%E8%B1%86%E5%88%9D%E6%9C%9F%E8%8D%89%20003.jpg 百聞は一見にしかず。 是非、有機大豆畑を見に来ていただきたい。 自然観察と創意工夫で、いつか抑草の技術を大成させる。 私の夢であり、ライフワークである。 %E5%A4%A7%E8%B1%86%E5%88%9D%E6%9C%9F%E8%8D%89%20005.jpg

2007年07月18日

種まき再開

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梅雨の晴れ間だ!!

有機大豆の種まきを再開した。

2~3日晴れる予報なので、この晴れ間で12ヘクタールが目標。

頑張るぞ! 

早生品種の播き遅れは限界。

7月20日を目安に、晩生の「サチユタカ」に品種変更する。

北陸では奨励品種ではないので、おそらく金沢農業唯一の作付けだと思う。

さて、この大きな圃場の名称は有機JAS管理上「W394P17」ニックネームはオーストラリア。

金沢農業の有機圃場は、団地ごとに管理番号とニックネームが決まっている。

富山・福井・ハワイ・バンクーバー等など、約50の名前がある。

「今日はローマで有機小麦刈りです」

知らない人が聞くと????意味不明だが、社員には通じる。

ちょうど社内LANを組んだときにサーバやクライアントに名前をつけるそれと似ている。

さて、このオーストラリアは、面積約10ヘクタール。

金沢農業の圃場で一番大きな畑だ。

長い辺が720メートル の大きな圃場。

この圃場を大型トラクターでプラウするのは爽快だ 。

実は大きくて効率は良いはずだが、土は最も手ごわい重粘土。

それも超がつく超粘土。

きっと、陶芸に使えると思う。(密かに老後の計画に入っている)

そして、借り受ける前が、イタリアンライグラスの牧草地だったので、畑に雑草としてライグラスが残り、

冬作の麦では雑草に苦労する。(イタリアンライグラスと混植しているような圃場) 

同じ河北潟干拓地の圃場でも、昔河口だったり、湖の中心だったりで、土質が違う。

砂っぽいところや、水はけの悪い所。 

もちろん土作りや作付けの歴史で、腐食率やペーハー等も変わってくる。

その畑、その畑で、個性があるのだ。 

私の有機農業は、その畑に働きかけて、穏やかで豊かな個性に導くこと。

偉そうだが、土を観察し土に問いかける。

子育てに似ているような気もする。

しかし、母なる大地は懐が深い。

一農民が耕して激変するものではない。

スローにスローに少しずつ、打ち溶け合ってゆかなければならない 。 

今年はどんな実りが有るだろうか?

オーストラリア。

一昨年の大豆作は、年末の大雪で 収穫皆無。

昨年のは、播種時期の干ばつで 発芽不良→減収。

この晴れ間に種まきできれば、良い発芽が期待できそうだ。

一句「ズッシリと この土受けろ永遠に」07062

2007年07月25日

有機認証監査①

本日から3日間の日程で、有機認証団体による外部監査が行われる。

この外部監査は、有機JASの法律に基づき、厳格に行われる。

昨年開墾した能登門前の第二農場も検査の対象となるので 、本年は3日間の日程を割いていただき、今日がその初日となった。

9時半ごろ金沢駅に到着した検査員の方を迎えに行き、往復5時間かけて門前山是清の第二農場を検査していただいた。

周囲が山に囲まれ、有機圃場の隣接地が耕作放棄地の為、問題なく検査は終了した。

明日は河北潟干拓地内の約100ヘクタールの申請圃場と関連施設を全て現地確認する。

そして、最終日は書類監査。

検査員の方からの一問一答に、緊張しながら答える。

3日間は緊張するが、毎年の行事である。頑張らなければ・・・・。

 天気が心配だが、大きな雨に ならなければ決行。

一言での説明は難しいが、「有機」「オーガニック」と表示することは、大変なと苦労とコストが必要である。

有機認証は、純粋に有機栽培をする営むこととは別の意味がある。

栽培技術と認証システム。

有機栽培には二つの課題が有るのだ。

 

2007年07月28日

有機認証監査②

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3日間の有機認証監査が終了した。

正直、疲れた。

どっと溜まっていた疲れが頂点に達した感じで、昨晩は死んだように眠った。

監査自体はスムーズに行われ、幾つかの指摘事項は頂いたが、重大な違反などは無かった。

有機JAS法改定後の最初の監査なので、緊張したが、後は判定委員会を経て、認証継続可の通知を待つことになる。9月の上旬くらいになるのだろうか? 

今回は、検査員の監査の為に、認証団体の職員の方もいらっしゃった。

遠くから来ていただき、3日間に及び監査してくださった事に感謝いたします。

特に、 検査員の方は、大手ビールメーカの製造システムの構築に長年携わっていらした方で、門前へ向かう車の中では、組織論など多くの勉強をさせていただきました。

大変だったが、多くの事を学んだ3日間だった。

有機大豆の播種は終盤。

あと、18ヘクタール位で終了。

写真は「幸運の大豆」もう、こんなに大きくなりました。

短い夏、秋はそこまで来ている。 

 

2007年07月30日

日照不足

%E6%B0%B4%E7%A8%B2%E9%96%8B%E8%8A%B1%E5%BE%8C%20001.jpg 6月下旬から7月にかけて。 明らかに日照不足である。 ナスの花が咲かないとか、 スイカが大きくならないなど、農作物にいろんな影響が出ている。 水田では、早生のアキタコマチが穂を立て。 畑では、播き遅れの有機大豆が、天へ伸びようとしているのに・・・・。 石川県の7月の日照時間は、平年の半分以下である。 2003年の冷害、不作の年と似ていると言う農家もいる。 まだ、梅雨の空けない北陸地方。 台風5号の発生も気になる。 こんな年こそ、日ごろの土作りの成果があらわれる。 健全な土で、しっかり育った有機米。 土の力と、彼らの力を信じるしかない。

2007年07月31日

稲穂の頭も垂れて来ました

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早生品種の「あきたこまち」の穂が少しずつ垂れてきた。

日照不足の記事を書いたが、少しずつ米粒を稔らす稲に力強さを感じる。

出穂の時期から推理すると、平年と比べて5日から1週間位遅れそう。

お盆空けの次の週。8月21日当たりが稲刈りのスタートだろうか ?

県外のお米屋さんとの情報交換では、出荷が始まった九州・四国のお米の出来が良くないらしい。

北海道も低温傾向。

全国的に見ても豊作の年ではないようだ。

これはこれで、米価の下落が止まり価格が安定するので良いと発言する関係者もいるので、経済とは難しいものだ。

悪天候による自然な生産調整により、農民の所得が上がる?

今回の選挙結果を機に、日本の農業政策についてもう少し国民の関心が増えればよいのだが・・・。

施策をプロ農家に集中して も、(与党案)

兼業農家を含めた全農家の所得を保障しても 、(民主党案)

この国の農業は良くならないと感じるのは私だけだろうか?

農林水産省の舵取りに期待したい。 

 

 

 

 


「あぐりハグハグ」は井村辰二郎がプロデュースする、農を育み、抱きしめるコミュニティーです。

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